ナノ関係のイベントまとめ
- IRGCのリスクガバナンス会議「ナノテクノロジーのリスクガバナンス：世界的問題を管理するための勧告」が7月6〜7日にスイスで開催．プログラムを見ていると，ナノテクノロジーの潜在的なリスクを2つのフレームに分けて検討したようだ．フレーム１は「比較的単純で，passiveで，単純に反応する定常的なナノ構造」について，フレーム２は「より複雑でevolving-activeなナノ構造とナノシステム」に関するもの．ナノテクのガバナンスについてのアンケートA〜Dと同じく，「産業」「政府」「NGO」「研究者」の４プレーヤーが均等に関わる体制をとっている．1月に出た最初の白書である「統合的アプローチに向けたリスクガバナンスに関する白書」（White paper on Risk Governance towards an Integrative Approach）に続いて，6月には2本目の白書「ナノテクノロジーのリスクガバナンスに関する白書」（White paper on Nanotechnology Risk Governance）が発表された．
- 4月28日にシカゴのCenter on Nanotechnology and Society主催の第1回ナノ政策会議“NanoWorld: Toward a Policy for the Human Future”がワシントンDCで開催された．会議の様子はすべてwebcastで見ることができる．
