「環境の金銭的価値」もコンセンサス会議のテーマに

デンマークの技術評価局が行っているコンセンサス会議は1987年以降20テーマを超えるのだが,2003年に実施された最新の会議のタイトルは「私たちはどのようにして環境に価値を付けるのか?」(How can we assign value to the environment?)であり,まさに環境便益の金銭価値化がテーマだった.デンマーク財務省環境政策の費用と便益に関する報告書(※未確認)を出したことがきっかけとなったようだ.具体的には,大型車からの粒子状物質の排出抑制対策の費用便益分析が挙げられている.
毎年のように実施されていたコンセンサス会議はこれ以降の情報がない.