携帯電話を取り巻く「ケータイという文化」が嫌い.

うまく言い表せないのがとても悔しいのだけど,携帯電話はそれそのものじゃなくて,「ケータイ」と表記されるような携帯電話を取り巻く文化が嫌いなのだ.まずなんでケータイショップには若い女の店員しかいない?あいつらは決まってこっちが分からない言葉ばかり使う.電話機はどれもこれも必要のない機能が満載で,かといってシンプルなやつイコール高齢者向けってどういうことだ?馬鹿にしてる??
ケータイ会社が主導で,こっちに選択の余地がきわめて少ない感じが嫌なのだ.お客様だぞっていくら言ってみても通用しそうもない.ほんとは避けて通りたいけどそれもできない.何とかして主導権を握ることができないだろうかと常日頃考えている.そんなところでちょうど携帯電話が壊れてしまった.よーし,この機会にちょっと勉強するかと思い立ってこの本を読んだ.これまでほんとに何にも知らなかったことがまず分かった.各会社のこれまでの経緯と戦略がうまくまとまっていてとても勉強になった.ぼくとしては,ウィルコムのポリシーが一番気に入った.実際には使わなそうだけど,W-ZERO3[es]は持ってみたいかも.2007年3月に新たに参入する2社がどんな戦略を持ってやってくるのかも楽しみだ.