ナノイベント3件

1つ目は「消費者製品中のナノテクノロジーに対する規制(Regulations for Nanotechnology in Consumer Products)」という会議で,2月8〜9日にワシントンDCで開催される.副題は「消費者製品中のナノテクノロジーに対する将来の規制展望を評価する」.スピーカー陣も豪華だけど,参加費が$1,299もする(政府と大学関係は半額,1月13日までに申し込めば10%割引).1日目の夕方には「米国,欧州,アジアを比較し,違いを明確にし,調和させる」というセッションがあるのだけど,「アジア」って言われても・・・中で違いすぎる.
2つ目は,National Nanotechnology Coordination Office (NNCO)が開く公聴会で,1月4日にアーリントンで開催される.タイトルは「工業ナノ材料の環境,健康,安全の側面に関する研究ニーズと優先順位に関する公聴会」.アジェンダを見るとまずNNIの人たちが展望を述べたあと,登録された人たちのコメントが続くという感じ.

もう1件追加.3つ目は,ICON主催の「国際ナノ材料環境健康安全研究ニーズ評価−ワークショップ1(International Nanomaterial Environmental Health and Safety Research Needs Assessment – Workshop 1)」で,1月9〜10日にベセスタ(メリーランド州)で開催.1日目はひととおりのイントロがあった後に,昼からは6つの作業グループに分かれてディスカッション.その分け方が実践的で参考になる・・・酸化物(Oxide), 金属(Metal), 半導体(Semiconductor), 炭素(Carbon), 高分子(Macromolecules), 自己組織化するナノ材料(Self-Assembling Nanomaterials).