食品と農業における利用のモラトリアム要求

International Union of Food, Farm and Hotel Workers (IUF) は,3月17〜22日にジェノヴァで開催された第25回のIUF Congress meetingにおいて,「安全であることが示されるまでは」ナノテクノロジーの食品と農業における利用のモラトリアムを要求し,製品を分析することを目的とした国際的な規制システムの承
認を求める決議を採択した(news).また,WTOに対しては,「関連する国と社会運動がそれらの影響の評価を実施できるまでは」食品産業と農業におけるナノテク関連特許の付与の一時停止も求め,WHOとFAOに対しては,食品と農業におけるナノテク利用を考慮するようにCodex を更新することを求めた.