マサチューセッツでのナノイベント2件
マサチューセッツ州立大学アムハースト校(University of Massachusetts Amherst)の,College of Social and Behavioral Sciencesの,Science, Technology and Society (STS) Initiativeの,Nanoscience and Society Research Group (NanoSRG)が主催する,第1回国際ワークショップが,5月17日に同校で開催される.タイトルは「ナノテクノロジーと社会:イノベーションの組織と政策」(Nanotechnology and Society: The Organization and Policy of Innovation).プログラムはここ.午前はまず「技術革新と紛争解決」,次に「世論を形成し,新規技術についての公共政策を伝える:メディアの役割」.午後は「ナノテク研究と開発企業の組織と経済学」
NanoSRGのプロジェクトは,NSFなどの資金で運営されている.他の研究テーマは以下のとおり.
- ナノテクノロジーに対する人々の認知と価値付け
- 実験室から市場へ:ナノテクノロジーの技術の普及,知的財産,商業化
- ナノテクノロジーのイノベーションと紛争解決
- 世論形成と公共政策
- ナノスケールでの現象のヴァーチャルな認知
もう1つは,マサチューセッツ工科大学(MIT)で5月29日に開催される「ナノ材料のリスクアセスメント:最近の動向とトレンド(Risk Assessment for Nanomaterials: Current Developments and Trends)」.1日かけて講義形式でおこなわれる(民間は200ドル,公共や学術関係は50ドル).内容は以下のとおり.勉強になりそうだ.ウェブキャストで公開してくれたらいいのに!