とうとうEPAがStewardship Programをパブコメに!

正式には"Nanoscale Materials Stewardship Program"(NMSP:ナノスケール物質のスチュワードシップ・プログラム).Stewardshipは日本語にするなら「責任ある管理」くらいか("responsible development"という言葉も似たような意味で使われる).NMSPは,TSCAのもとでのEPAによる新規および既存の化学物質プログラムを補完するもので,2006年10月18日に立ち上げに向けて関係者の参加が呼びかけられた(参加要請文書).
パブコメ期間は60日間で,8月2日にはArlingtonで市民集会(public meeting)も開催される.7月12日付けで2つのFederal Registerによる通知が公表された.それぞれには,付属の文書が2つずつある.これらはEPAナノ材料をTSCAのもとでどのように管理していくかについての考えを述べたもの.

  • 1つ目はプログラムに関するもので,「ナノスケール材料スチュワードシッププログラムおよびTSCAのもとでのナノスケール物質のインベントリ状況」(pdf

○ナノスケール物質のTSCAインベントリ・ステータス−一般的アプローチ(pdf)・・・ナノ材料が「新規」か「既存」かの話
○TSCAのもとでのナノスケール材料スチュワードシップ・プログラムに関するコンセプト・ペーパー(pdf)・・・自発的情報提供プログラムの話

  • 2つ目は情報収集に関するもので,「EPAの情報収集活動;収集方法の提案;コメント募集;EPAのナノスケール材料のためのスチュワードシッププログラムを支える情報収集」(pdf

EPAのナノスケール材料のためのスチュワードシップ・プログラムを支える情報収集;付属書類(pdf
EPAのナノスケール材料のためのスチュワードシップ・プログラムを支える情報収集;報告フォーム(pdf