PENの関係者はEPAの提案を批判

Project on Emerging Nanotechnologies (PEN) の関係者2人がEPAの提案を批判している(link).まず,5月に報告書"EPA and Nanotechnology: Oversight for the 21st Century"を発表したJ.Clarence Davies氏は,TSCAの重要新用途ルール(SNUR)条項を使って,ナノ材料をTSCAのもとで監視すべきだと主張(EPAの提案文書にはSNURのことはまったく出てこない!).また,EPAの提案だと,市場に出ている物質がナノ材料かどうかさえ分からないと指摘.Andrew Maynard氏は,ナノ材料は同じ分子的アイデンティティでも構造が違えば毒性も異なるという科学的証拠をEPA無視していると批判.