"Big Green Challenge"(賞金100万ポンド)と"Virgin Earth Challenge"(賞金2500万ポンド)

炭素排出を60%以上も減らすような優れたアイデアを募集し、上位10名までに総額で100万ポンドがそれらのアイデアの実現のために送られるという企画"Big Green Challenge"が英国で始まった。1位にはそのうち20万ポンドが与えられる。アイデアのエントリーは2月29日まで。スポンサーは、National Endowment for Science, Technology and Arts (Nesta)。
これとは別に、"Virgin Earth Challenge"がすでに始まっている。賞金も一桁大きくて2500万ポンド。判定役には、スポンサーでもあるVirgin会長のSir Richard Branson氏やAl Goa氏、Gaia理論でおなじみのJames Lovelock氏など有名どころが並ぶ。
人間の知恵は「非枯渇性資源」。さらに出てきた知恵は公共財として人類みなが享受できる。ただし、公共財ゆえに対価がなかなか払われない。潜在力を引き出すためにはこういうインセンティブの仕組みはとても有効だと思う。