Sunstein氏の新作は待ちに待った"Nudge"

ちょうどamazonから"Nudge"が届いた日に池田信夫blogで"Libertarian Paternalism"というタイトルの記事が出た。昨年12月にSociety for Risk Analysisの年会でもSunstein氏の話(「リバタリアンパターナリズムは矛盾した言葉ではない」)を聞いたんだけど、行動経済学を、非合理的な行動の後知恵の理屈付けの学問じゃなくてきちんと政策提言にまで持って行ってる点に感激した。本の副題は「健康、富、そして幸福に関する意思決定を改善する」とある。出版に合わせて、Los Angels Times紙には"Designing better choices"を、Chicago Tribune紙には"A gentle prod to go green"を寄稿。Steven D. Levitt氏だって取り上げている。最初はうさんくさく思ったけどいざ読むと大好きになったとのこと。キーワードは“choice architecture”。本の公式ページもある。早く読まなきゃ。
追加:Sunstein氏とThaler氏が質問に回答