生物多様性へのリスクについてのhorizon scanning

予測は技術であって、その方法論自体が研究対象となりうる。そのためのツールとして、英国では"horizon scanning"が公的機関でも実施されている。日本ではまだあんまり重視されていないのでこの辺はビジネスチャンスだ。
生物多様性に対する将来的なリスクに関するhorizon scanningの結果が、British Ecological Societyが発行するジャーナルであるJournal of Applied Ecologyに掲載された(pdf)。参加者は35人、事前に集められた計195の問題を全員に見てもらい、2日間のワークショップで最終的に25個に絞られた。そのうちの1つに"Nanotechnologies"が挙げられている。順不同であるが表中ではトップに掲げられている。