映画に見る「リスク論」

経済セミナー』(日本評論社)の7月号の特集が「映画にみる「経済」」.常々,映画に見る「リスク論」をまとめてみたいと考えている.いつもネタに使うのは,タイタニック号における救命ボート問題だ.乗客の半分の数しか救命ボートに乗ることができないときに,どのようにして優先順位付けを行うか?このことは公平性と効率性に関してとても重要な問題を提起している.化学物質汚染問題を扱った映画の特集もやりたい.「エリン・ブロコビッチ」「シビル・アクション」「沈黙の要塞」などなど.