ドイツで実施された「消費者会議」の結果

この会議の参加者16人の消費者による投票結果が発表された(link).包括的なラベリング,明確な定義,使用条件,そして消費者製品に利用される前に潜在的なリスクの研究を要求.ナノ材料の使用では,食品をもっともセンシティブな分野だと認識し,潜在的なリスクに比べて重要な機能を発揮するようにはとらえられなかったようだ.化粧品と繊維については,すでに便益が目に見えており,潜在的なリスクを上回っていると認識.特に,日焼け止めは皮膚がんを防止する便益が潜在的なリスクを上回ると冷静に判断しているところが,環境保護団体などのリコール運動と対照的でおもしろい.