EPAのオゾン最終スタッフペーパー

とうとう完成したようだ(news).1月31日にウェブに載る(テクニカル文書も続いて載る).

  • Primary standardは8時間平均値で現行の0.08ppm(実質0.084ppm)から,0.060ppm〜0.080ppmの間に強化することを提言(※ちなみにカリフォルニア州は0.007ppm,計測技術が進歩したのでEPAも小数点以下3桁までとしたそうだ)
  • Secondary standardは初めて累積加重総曝露を採用.詳細は分からないが,植物の成長シーズン3ヶ月にわたる12時間曝露量の累積加重総曝露量ということらしい.具体的な数字としては,100時間あたり7〜21ppmが提言されている.

これを受けて,EPAは最終的に2007年6月20日までにオゾンの基準値を提案し,2008年3月12日までに最終決定される予定.