EPAによるオレゴン州立大学への研究助成

米国EPAは，合計60万ドルの2つの助成金を研究資金をオレゴン州立大学に授与することを発表した（news）．1つは，40万ドル（約5,000万円）で， A Rapid In Vivo System for Determining Toxicity of Manufactured Nanomaterials（工業ナノ材料の毒性を判定するための迅速なin vivoシステム）．期間は，2006年10月から2009年9月の2年間．もう1つは，199,993ドル（約2,500万円）で， Genomics-based Determination of Nanoparticle Toxicity: Structure-function Analysis（ゲノミクスに基づいたナノ粒子毒性の判定：構造機能解析）．期間は2007年5月から2009年5月の2年間．どちらもナノ材料の毒性を発現する構造特性を把握することを目指しているようだ．
これらを含めた，EPAの工業ナノ材料の環境＆ヒト健康影響研究への助成リストは，Natioanl Center for Environmental Researchのページから見ることができる．