大統領諮問委員会が2つ

科学技術に関する大統領諮問委員会(U.S. President's Council of Advisors on Science and Technology:PCAST) のナノテクノロジーに関するpublic meetingが,6月25日に開催される(pdfのプログラム).午前がナノテクノロジーの応用(applications)で,午後がナノテクノロジーの影響(implications).例によって,午後の部には,ロチェスター大学のGunter Oberdorsterとウッドロー・ウィルソン国際学術センターのAndrew Maynardがパネリストとして出席.
Maynard氏のプレゼン内容はProject on Emerging Nanotechnologiesのページで読むことができる.政府と産業界がともに出資してリスク研究を実施するアイデアが提案され,自動車排ガスの問題での成功例であるHealth Effects Instituteを例として挙げている.
そしてもう1つ,バイオエシックスに関する大統領諮問委員会(U.S. President's Council on Bioethics)でも6月28〜29日に会合があり,2日目はナノ医療(nanomedicine)が議論される.ここでもまた第5セッション「ナノテクノロジー:ベネフィットとリスク」でMaynard氏がプレゼンをする.そのあと,Ferrari氏が第6セッション「ナノテクノロジー.医療,そして倫理」.