Andrew Maynardに会ってきた!

論文議会証言、そしてブログをいつも追っかけているMaynardさんにとうとう会ってきた。場所はメキシコ、グアダラハラ。6月8〜11日に開催されたSecond World Congress on Risk(リスク分析学会の第2回世界大会)の6番目の"breakout session"(第6分科会?)。タイトルは"Emerging sources of risk (e.g. nano-scale materials)"(ナノスケール材料などの新規リスク源)で、Maynardさんと並んでパネリストを務めた。セッションの趣旨は、地域ごとのリスク政策やリスク研究の動向を議論するもの。司会はShatkinさん。背の高いかっこいい女性。祖父母はベラルーシウクライナ出身だそうだ。最初のスピーカーがMaynard氏。次にぼく。カナダから参加する予定だったMcIntyre氏(Environment Canada)が「バイオ燃料関係の急な仕事が入った」ということで参加できなくなり、続いて欧州からはSalvi氏とJovanovic氏夫妻の3人がそれぞれ短いプレゼンを行った。そのあと檀上に全員上がりオーディエンスからの質問を受けた。客席の中央付近にマイクスタンドがあり、そこに列を作って順番に質問する形式。結局10人近くが質問した。終わったあとには、米国陸軍の研究所にいるLinkov氏や最近、大規模な企業アンケートの結果をまとめた論文がES&T誌に載ったConti氏なんかと話ができた。多忙なMaynardさんは前日晩遅くに到着し、次の予定に向けて、セッション終了後1時間ほどで帰って行った。