業界団体からNMSP支持の共同声明
米国EPAの自主的報告制度であるNMSP(Nanoscale Materials Stewardship Program)の基礎的プログラム(Basic Program)への参加の締切日(7月28日)を前に、7月11日、3つの業界団体(あるいは団体内の組織)からの支持声明なるものが発表された。その中の興味深い文言を適当に訳すとこんな感じ。
もしNMSPへの自発的参加率が低ければ、EPAは伝統的な強制的情報収集手段に訴えかけることになるだろう。例えば、TSCAの試験ルールを発行して新規データ作成を義務付けたり、工業ナノ材料に対して取扱いルールを法規制化したりするだろう。
もしかしてEPAの担当者からほんとにそう脅されて共同声明を出さざるを得なくなったのかも…。真相はどうであれ、思うようにプログラムへの参加が伸びてないんだろう。
3団体とは次の通り。
- 合成有機化学品製造者協会ナノテク中小企業連盟(Synthetic Organic Chemical Manufacturers Association Nanotechnology SME Coalition)(共同声明へのリンク)
- 米国化学工業協会ナノテクパネル(American Chemistry Council Nanotechnology Panel)
- ナノビジネス連合(NanoBusiness Alliance)