米国FDAに久々の動き:公聴会を開催

米国食品医薬品局(FDA)が2007年7月にタスクフォース報告書(link)を発表して以来の動きがあった。2008年9月8日に公聴会(public meeting)を開催することを官報(pdf)とウェブサイトに発表。タスクフォース報告書に書かれた勧告を実施するにあたってFDAにとって有益な情報を集めることが目的とのこと。ここで話をしたい人は9月2日までに登録してプレゼンの要約と全体のコピーを提出する。
アジェンダを見ると、ほとんどの時間は5つの製品カテゴリーに分かれて行われるようだ。5つの分野とは、医療機器、処方薬(サンスクリーンを含む)、食品と添加物(容器も含む)、栄養補助食品(サプリメント)、化粧品。製品群ごとにあらかじめ議論してほしい問いが用意されている。まずは情報収集からという発想は、環境保護庁(EPA)のスチュワードシップ・プログラムと似てるかもしれない。
公聴会と同時に、昨年のタスクフォース報告書へのコメントも10月24日まで募集している。