やっぱりカドミウム汚染米は危ないのかと思ったら

と書いたところだけど、週刊現代10月4日号の記事中のpp.152〜153には「カドミウム米も不正に転売か!?」という小見出しが。しかし読んでみると、特記すべき根拠があるわけではなく、「三笠フーズの事件を見れば、農水省の(カドミウム米は食用に転用されていないという)言い分を百パーセント信用することはもはやできないだろう」という感じ。もう1つ「怪しい」と思わせるエピソードは「(カドミウム汚染米の落札業者リストは'03年以前のものは残っていないという」という件。2003年といえばちょうど5年前。これはおそらく「行政機関の保有する情報の公開に関する法律施行令」に定められた文書の保存期間(別表第二)が5年だっということではないか。情報公開法はこの「保存期間」ができたせいで、往々にして「情報廃棄法」として機能している。