EPAによる「ナノスケール材料スチュワードシッププログラム(NMSP)」のまとめ(その4)
1つずつ見ていくと切りがないので、気になった点をメモ。
- Arkemaは、MWCNT。EPAのフォームじゃなくて、DuPontの"Nano Risk Framework"のフォーマットを使ってる。
- DuPontからは二酸化チタンを使った製品"Light Stabilizer"に続いて、セピオライト(含水ケイ酸マグネシウム)を使った製品"Crystar"について、Nano Risk Frameworkに基づいたレポートを提出。ただし、まだ商業生産前の段階。
- General Electricからは、銀、二酸化ケイ素、五酸化アンチモン
- 国際ブラックカーボン協会は、「ナノサイズのブラックカーボンは凝集するため市場に出たあとではナノ材料とは言えない」と強調
- Office ZPIは日本の会社。当該製品は、Friction Zeroというもので、そこに使われているクラスターダイアモンドがナノスケールらしい。
- Strem Chemicalsによる60を超える物質は、金属系とCNT系に分かれる。
- SouthWest NanoTechnologies, Inc.は、詳細プログラムへの参加を表明しているにもかかわらず、基礎的プログラムには参加表明だけでまだ情報提供を行っていない。会社は単層カーボンナノチューブ専門の会社で3種類の製品を販売している。構造を制御する技術を持っているようだ。価格もホームページに載せており、CG100という製品は1kg以上購入するとグラムあたり$50である。
- Swan Chemicalsについては重要なので別途詳述
- Unidymは、CNTの開発、製造、応用を専門におこなっている会社。