Andrew Maynard氏のブログ追っかけ

1月25日は、異分野の人たちにナノテクノロジーの重要性をいかに語るかという話。

ナノスケールでまったく異なる振る舞いをするようになるのだと言っても、目に見えない以上説得的ではない。ではどうするか。1つはアナロジーを使うというもの。Maynard氏はメントスミントとコークを使った方法を考えた。そこで早速、娘のBethanyと息子のAlex、そして娘の友人Polinaを引き連れて週末に実験を行った。その模様はビデオに撮ってyoutubeにアップされた。2粒のメントスを、A)そのまま、B)少しつぶす、C)細かくつぶす、の3通りに処理して、ダイエットコークのボトルに落とす。その結果は…少し予想と異なるものだった。Bが一番高く噴き出し、Cが最も長く噴き出し続けた。とくかく「サイズが重要だ(size matters)」という証拠になるので、これは使えると判断した。さらに、コアシェル構造を持つこともナノ粒子と似ている。でも、実は、メントスとコークの反応のメカニズムはそれほど研究されてるわけではないそうだ。外側のコーティングが重要らしい(リンク)。Maynard氏は、応用問題として、メントスのコーティングを外してコークに落とす実験を提案。

1月27日は、2020 Scienceの更新の話。

進化し続けるMaynard氏のウェブサイトの更新状況の話。Twitterのフィードなど。