"Safenano"はIOMのベンチャーだった。

いまシアトルでISOの会議に参加中のRob Aitkin氏がトップのSafenanoはウェブサイトで提供しているニュースの更新も多く、有用な情報源なのだけど実態はよく知らなかった。最近ちょっと調べてみて、こう書かれていることに気づいた。

Safenanoイニシアティブは、Institute of Occupational Medicine (IOM)ベンチャーである。産業界と学術コミュニティが、情報提供とコンサルサービスを通して、彼らの労働現場、消費者、一般人、そして環境へのリスクを定量化し、制御することを手助けするために設立された。

ベンチャーということはナノ安全ネタで稼いでいるのだろう。半日のワークショップなんてお手の物だろう。4人のメンバーに加えて、Assure Nanoという会社の人が認証についての話をすることになっている。ここも興味深い商売をしている。こういうのが採算がとれるとしたら、企業の健康環境安全(HSE)に対する意識が相当高まっているんだろう。

それではIOMはどんな機関なのだろうか。このように書かれている。ということは独立経営できてるということか。

IOMは、職業および環境安全衛生の分野における科学に卓越した独立センターである。英国石炭業界の慈善事業として、エジンバラ大学と連携して、1969年に設立され、 1990年に完全にフリーとなった。われわれのミッションは、国際的中核研究拠点として、独立で公平な立ち位置を維持することにより、健康・衛生・安全について、クオリティ研究、コンサルタント、訓練を提供することにより、労働者とコミュニティに利益をもたらすことである。