2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Society for the Social Studies of Science (4S)

11月1〜5日に開催された年会の要旨集から関係ありそうなものをチェック(link). さっと見ただけでもナノテクを扱った報告は多い.STS研究の中でナノテクは重要なネタになってきていることが分かる.セッション名で言うと以下の4つ. 1.1L – ナノテクノロジー…

ナノ訴求は得か損か?

少し前の記事だが,米国のナノテク企業が夏に社名から「ナノ」を除く動きがあった."Nanotechnologies, Inc."が"NovaCentrix"に,"Applied Nanotechnologoes, Inc."が"Xintek"に,"NanoPolaris"が"Unidym"に.ブログの著者は,ドイツでのマジックナノ騒動の…

ナノ材料データベース

nanowerkは,93のサプライヤーによる1,354種類のナノ材料のデータベース"Nanomaterial DatabaseTM"を公開している. ただ,サプライヤーは米国のものがほとんどで日本の製造業者は入っていないようだ.ナノ材料は以下のように分類されている(カッコ内は登録…

ナノ-バイオ会議

2006年8月9〜10日に行われたNANO&BIO SCOIETY会議のプレゼン内容をpowerpointなどで見ることができる. おもしろそうだったのは次の3つ. The Ethics of Agricultural Biotech: Lessons for Nanotech? Nanomaterials in Consumer Products and FDA Regulatio…

温暖化関連アップデート

まずは世界気象機関(WMO)による発表から.2005年のCO2濃度は379.1ppmで前年に比べて0.53%上昇して観測史上最高値を更新(記事).N2O濃度も319.2ppmで前年に比べて0.2%上昇.メタンなど他の温暖化ガス濃度は変化なし. 先日,「温暖化ガス・メタン、00…

ナノテクと食品

10月12〜13日に米国アトランタで開催されたNano4food会議(第2回)では,"SESSION 4: Regulatory Issues and Consumer Confidence"において,「ナノテクノロジーと毒性学:食品とナノテクノロジーについて懸念すべき理由はあるのか?」「法的責任:食品関連…