2007-02-01から1日間の記事一覧

テクノロジー・アセスメント

「テクノロジー・アセスメント」はずいぶん手垢が付いた古い言葉だけど,復権させる手はないだろうか.「リスク・アセスメント」や「環境アセスメント」は,物質や技術が社会に与える可能性のある影響の1つを取り出して評価するものであって,その物質や技術…

フランスでも市民会議

2007年1月20日に,Région Île-de-France(イル=ド=フランス地域圏=フランスの首都圏)の議会が,Citizen' conference on nanosciences and nanotechnologiesを開催(news).ここでの専門家とのディスカッションののちに,市民パネルは22日,「ナノテクノ…

米国での鉛の大気環境基準値をめぐる議論

米国のClean Air Act関係でオゾンに続いて鉛でも興味深い事態になっている(news).鉛はオゾンやPMとともに,6つのクライテリア物質のうちの1つ.これは有鉛ガソリンの時代の名残り.鉛の大気中濃度は1983年から2002年に94%も減った. 日本では体内に入る…